文学部歴史学科・史学専攻

文化遺産叢書第29集『播磨神光寺と岩座神地区の文化遺産』を刊行・PDF公開しました

文学部歴史学科では2024年3月に、京都府立大学文化遺産叢書第29集『播磨神光寺と岩座神地区の文化遺産』を刊行しました。

本書は、兵庫県多可郡多可町加美区の岩座神地区を中心とする文化遺産の調査報告です。
岩座神地区におけるフィールドワークは、2022年に実施した京都府立大学文学部歴史学科の授業「文化遺産学フィールド実習」を契機とします。
その調査成果を基礎としつつ、その後も繰り返し現地を訪れ、調査を重ねてきました。
2024年6月15日には、岩座神公会堂にて文化遺産調査報告会「岩座神の歴史と文化」を開催し、住民の方々へ成果を報告しました。

記事:文化遺産調査報告会「岩座神の歴史と文化」を開催しました(2024.06)

目次内容は以下の通りです。
なお、本書のPDFを公開しますので、ぜひご活用下さい。

文化遺産叢書第29集『播磨神光寺と岩座神地区の文化遺産』PDF

 

第29集『播磨神光寺と岩座神地区の文化遺産』

編者 菱田 哲郎・岸 泰子
発行 京都府立大学文学部歴史学科
刊行 2024年3月
頁  150p

刊行にあたって
例言
目次

1.旧神光寺跡の踏査(諫早直人・山内愛弓・井川瑞季・菱田哲郎)
2.岩座神神光寺遺跡の調査(安平 勝利)
3.古代多可郡の形成と仏教寺院の展開(菱田哲郎)
4.岩座神五霊神社の建築とその使われ方(岸泰子・橋本唯)
5.岩座神地区所蔵の地籍図史料(上杉和央)
6.岩座神地区の棚田調査報告(京都府立大学文学部 地理学研究室)
7.岩座神地区文書の調査概要と内容(長谷川巴南)
8.近世岩座神村神光寺の仁王門修復と信仰圏(渡部凌空)
9.安政3年五霊大明神と神光寺の梵鐘調査(東昇)
10.岩座神村の延宝検地帳 (小原万侑)
11.近世後期岩座神村の家族・婚姻・相続(小島慧音)
12.近世後期岩座神村の災害と村の対応(島村朱音)
13.近世後期から明治初年における岩座神村の村中小入用帳と村財政(上武恒介)
14.岩座神地区文書目録(京都府立大学文学部 文化情報学研究室)
15.岩座神地区文書史料翻刻(京都府立大学文学部 文化情報学研究室)

授業・調査の様子,更新情報の記事

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