文学部歴史学科・史学専攻

東舞鶴高校と高大連携授業(ACTR)を行いました(10/22)。

歴史学科文化情報学ゼミでは、2018年10月22日(月)東舞鶴高校において、高大連携授業を行いました。この授業は、地域貢献型特別研究(ACTR)「丹後地域の高大連携、世代間交流を核とした文化遺産活用」(研究代表東昇)の主な事業の一つです。

授業は、東舞鶴高校2年生の日本史・世界史のクラス約60人、2限連続で実施し、幕末から明治期の舞鶴の特産物であった桐実の生産と分布を考えることを目標としました。ゼミ生がパワーポイントを使い、大学生活と授業の様子を紹介し、つぎに東准教授が、舞鶴の桐実生産や、桐実が油として利用されたため灯火全体の歴史を交えて、菜種や蝋燭などから石油・ガスへ転換する流れを説明しました。そしてゼミの院生・学生7人が高校生と一緒にグループとなり、地図に桐実の生産地を記していくワークショップを行いました。最後に、桐実の分布の特徴を発表させ、まとめました。

授業の様子

高校生のアンケートには、大学の授業の様子がわかった、歴史は今につながって興味深く現代をどう作り上げたかがわかる、自分のルーツを知る手段など、歴史を学ぶ意味を知ることができたとの意見もありました。11月以降も数回の高大連携授業を実施する予定です。

ACTR,授業・調査の様子,更新情報の記事

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