歴史学科教員が協力した『京都を学ぶ【洛北編】』が刊行
昨年度実施した研究成果である洛北の歴史・文化について、文学部歴史学科教員4名がわかりやすく紹介しています。
『京都を学ぶ【洛北編】文化資源を発掘する』
京都学研究会 編
ナカニシヤ出版 224頁
2016年12月発行
定価:本体2200円(税別)
ISBN:9784779511165
表紙
京都の眠れる「宝」(文化資源)に光を! 北山のヤママユが紡ぐ絹糸、葵が繋ぐ賀茂祭と将軍家など、洛北の自然・歴史・文化を探究
【目次】
目次
Ⅰ 洛北の文化資源
北山から洛北へ 横内 裕人:文学部歴史学科
洛北の名所 金田 章裕
Ⅱ 洛北の自然
賀茂川の水が運ぶ歴史と文化 阿部 健一
洛北のヤママユ 齊藤 準
京都北山やままゆ塾〔コラム1〕 齊藤 準
洛北の里山環境の変化〔コラム2〕 齊藤 準
笹とミヤコの伝統文化 深町 加津枝
Ⅲ 上賀茂の社と葵
植物園北遺跡から見た上賀茂の古代 菱田 哲郎:文学部歴史学科
江戸時代の賀茂別雷神社と造営 小出 祐子
賀茂祭行列の再興―葵と徳川綱吉― 藤本 仁文:文学部歴史学科
Ⅳ 洛北の村々
大原の里と勝林院 鈴木久男
京の領主と洛北の村の生業―聖護院と長谷村― 東 昇:文学部歴史学科
長谷村の行事、氏神祭礼・伊勢参り・虫送り〔コラム3〕東 昇:文学部歴史学科
近代修学院地区の景観変化 渡邊 秀一
Ⅴ 洛北の食
雑煮と納豆餅 中村 治
雑煮・納豆餅調査の方法〔コラム4〕 中村 治