福知山高校土曜講座で古文書講座を実施しました(2024.10)
2024年10月26日、文化情報学研究室の教員(東昇)・院生学生4名が、京都府立大学地域貢献型特別研究(ACTR)「京都府北部のMALUI・高大連携による文化資源を活かした地域づくり」(研究代表:東昇)の一環として、高校生・中学生7名を対象に古文書講座を実施しました。
同講座は昨年度から実施しており、2度目の実施です。今回は同校に所蔵されている嘉永4年(1851)「御蔵米直段附控」という江戸時代の福知山藩の米価を記録した史料を扱いました。参加者は大学生のアドバイスを受けながら、主に年号と米価の崩し字を読み解き、それをもとに米価変遷のエクセルを作成しました。その後『福知山市史』や他地域の米価記録などを参考に、災害など当時の社会状況と米価増減の関係について考え、最後はグループ同士で意見交流を行いました。
次回は2024年12月14日に実施予定です。