文学部歴史学科・史学専攻

本庄総子著『疾病の古代史』が刊行されました

『疾病の古代史 天災、人災、そして』

 

本庄総子著
吉川弘文館 216頁
1,870円(税込)
発行日 2023年7月

 

 

 

 

 

 

 

 

単なる自然災害だったのか。事例から社会の構造的問題がみえてくる。疫病対策などに触れヒト社会の「隣人」ともいうべき姿に迫る。

【目次】

疫病から古代の社会を考える―プロローグ

●疫病へのまなざしと二つの大疫病

疫病という概念

奈良時代の大疫病

平安時代の大疫病

大疫病の共通点

●古代疫病流行の仕組み

都と疫病

疫病と農業

信仰と感染の観念

●疫病の時代相と人々の向き合い方

奈良時代の疫病

桓武朝の転機―疫癘間発

古代における疫病対策

人間社会と疫病の姿―エピローグ

 

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