文学部歴史学科・史学専攻

ACTR成果報告書『舞鶴の地域連携と世代間交流 井上奥本家文書調査報告』を刊行しました。

文学部歴史学科では、「京都府立大学文化遺産叢書」第16集として『舞鶴の地域連携と世代間交流 井上奥本家文書調査報告』を刊行しました。

刊行の経緯
本書は、2018年度京都府立大学地域貢献型特別研究「丹後地域の高大連携、世代間交流を核とした文化遺産活用」(研究代表:東昇)の研究成果報告書です。

本書の概要
本書は、舞鶴をフィールドとし、数年間にわたる共同研究のなかで実施した、高大連携と世代間交流の事例報告、舞鶴市井上奥本家文書など、多様な文化遺産の調査と成果、研究をまとめています。各自治体の職員、資料館・博物館の学芸員をはじめ、地元で地域おこしに活躍されている方々を中心に、歴史学科のスタッフや卒業生・修了生を加えた多彩なメンバーが執筆しました。詳細は以下の目次をご参照ください。

本書は、府内の各自治体図書館等で閲覧することができます。

編者 東 昇
発行 京都府立大学文学部歴史学科
刊行 2019年3月
頁  160p

目次
刊行にあたって
例言

第Ⅰ部 舞鶴の地域連携、世代間交流と文化遺産活用
東 昇:舞鶴の地域連携と文化遺産活用-井上家文書整理・パンフレット・舞鶴幼稚園-
小室 智子:舞鶴市郷土資料館出張展示「鎮守府と中舞鶴」 
廣瀬 邦彦:京都府立東舞鶴高校と京都府立大学の連携授業「古文書とフィールドワークを通してみる舞鶴の歴史」 
水野 拓也:東舞鶴高校における高大連携-古文書とフィールドワークを通してみる舞鶴-
小室 智子:舞鶴地方史研究会の活動 
新谷 一幸:多門院地区の世代を超えた連携と古文書を活かした取組  
松本 達也:舞鶴歴史文化基本構想の策定 
長嶺 睦:博物館の地域の連携-世界記憶遺産登録よってうまれたもの- 
竹中 友里代:「地域史料研究会やわた」の活動―古文書の保存と活用をめざす協同調査― 

第Ⅱ部 井上奥本家文書調査報告
東 昇:井上奥本家文書解題
京都府立大学文化情報研究室・舞鶴地方史研究会:井上奥本家文書目録
京都府立大学文化情報研究室・舞鶴地方史研究会:翻刻 作方年中行事・山論・献立・日露戦争
東 昇:井上奥本による明治42年「余部町史稿」編纂  

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