文学部歴史学科・史学専攻

京都府立大学ACTR成果報告会in久美浜「地域資源としての湯舟坂2号墳」を開催しました

 考古学研究室(菱田哲郎教授・諫早直人准教授)が中心となって昨年度に実施した、京丹後市湯舟坂2号墳および出土品の調査成果について、古墳のある京丹後市久美浜町で以下の通り報告会を開催しました。

 報告やディスカッションのほか、学生解説による写真パネル展や横穴式石室のVR体験などもおこないました。当日は約85人の参加がありました。

【日時】 2021年7月24日(土) 13:00~17:00

【場所】 京丹後市役所久美浜庁舎

【主催】 京都府立大学文学部考古学研究室、京丹後市教育委員会、京丹後市久美浜町須田区

【共催】 京都府立大学京都地域未来創造センター

【協力】 京都府立丹後郷土資料館、(株)相互技研

【内容】

1.趣旨説明「湯舟坂2号墳プロジェクトのめざすところ」 諫早直人(京都府立大学)

2.基調講演「湯舟坂2号墳の発掘調査をふりかえる」 奥村清一郎(元京都府教育委員会)

3.報告1「湯舟坂2号墳の発掘調査がもたらしたもの」 新谷勝行(京丹後市教育委員会)

4.報告2「開ける、調べる、閉める―黄金の大刀を遺し・伝える保存科学―」 塚本敏夫(元興寺文化財研究所)

5.報告3「再撮と新撮―写真で挑む湯舟坂2号墳―」 栗山雅夫(奈良文化財研究所)

6.ディスカッション「地域資源としての湯舟坂2号墳」 〔司会〕菱田哲郎(京都府立大学)

 なお本成果報告会と連携して、京都府立丹後郷土資料館において企画展「黄金の大刀発掘40年 湯舟坂2号墳細見」(4/24~6/13)、京丹後市丹後古代の里資料館において企画展示「地域の中の湯舟坂2号墳~発掘40周年記念展~」(4/24~8/1)も開催されました。

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