文学部歴史学科・史学専攻

文化遺産叢書第21集『京都山伏山町文書調査報告』を刊行しました

文学部歴史学科では、「京都府立大学文化遺産叢書」第21集として『京都山伏山町文書調査報告』を刊行しました。また、本ページにおいてリポジトリを公開します。京都府立大学歴史学科の活動を知ることや、今後の研究のためにお役立てください。

刊行の経緯
本書は、科学研究費基盤研究「聖地・霊場の成立についての分野横断的比較研究」(研究代表:菱田哲郎、JSPS KAKENHI 18H00741)の研究成果報告書です。

本書の概要
本書は、京都市上京区の山伏山町文書調査に基づく、解題、研究論考、目録、史料翻刻をまとめました。詳細は以下の目次をご参照ください。

文化遺産叢書第21集『京都山伏山町文書調査報告』

編者 東 昇 竹中 友里代
発行 京都府立大学文学部歴史学科
刊行 2021年3月
頁  145p

目次
刊行にあたって
例言

竹中友里代:祇園祭山鉾町 山伏山町の古文書調査 
東   昇:山伏山町文書解題
図版・現状記録(収納容器、土蔵木札)、地蔵盆仏具の銘文記録
パネル展示

研究論考
齊藤 久子:近世山伏山町の権威利用と差別化―聖護院・七條左京―
豊田 祥子:「円地蔵尊」と地蔵信仰
東   昇:近世近代の山伏山町の天王講と法要会
竹中友里代:夭折の漢学者 石津発三郎
安江 範泰:「寄留人名簿」にみる明治10 年代山伏山町の人口構成
竹中友里代:明治期祇園祭山伏山の装飾と菊水鉾町の寄進

山伏山町文書目録

史料翻刻
 聖護院・円地蔵菩薩・町則に関する文書を中心に翻刻


 

更新情報の記事

一覧に戻る

ページの先頭に戻る