文学部歴史学科・史学専攻

2008(H20)~2017(H29)年度

2017(H29)年度

日本史・日本文化史コース

南北朝時代の軍勢の長距離移動―建武三年の足利尊氏の九州落ちを例に―
近世都市社会構造の変容と京都島原
平安時代における家父長制的皇統意識の成立と展開
王家・摂関家から見る園城寺僧覚忠
修学旅行記から見る一九三〇年代日本人の朝鮮観について
近世京都の町人身分と駕輿丁
九世紀初頭における皇子女の命名法の変化
予備校史からみた模擬試験の導入とその展開
飛鳥田一雄横浜市政と市民運動
奥州藤原氏の権力基盤について
古代における大宰府と筑前国の関係―八~九世紀筑前国司の変容を中心として―
戦国大名北条氏の上野進出―地域領主と古河公方の関係に注目して―
戦時期の文化映画について
身分的周縁論からみる文人―蒹葭堂会・混沌詩社を中心に―
過渡期としての「元」から見る「円」由来の新しい考察―加賀権作意見書を中心に―
中世後期における土倉経営の変化
室町時代における七夕花合の展開―「たて花」様式の成立―
戦国期京都における「構」と「堀」―応仁・文明の乱と洛中意識に関して―
大正~昭和初期における地域メディアの役割とその変化―南山城地域の『山城』を題材に―
対外観からみる「国民」意識の形成
文化勲章制度から見る戦時期の文化観について
近世長崎における唐通事の成立と展開
足利義教の「出行」による規則性と目的について
松下芳男の戦争観・軍縮論
ユーミンと社会文化

東洋史・東洋文化史専攻

新羅下代真聖女王の王位継承とその意義
近代中国における教育改革―壬戌学制の成立と職業教育を通して―
清代における辦銅制度の変遷―康煕・雍正年間を中心に―

西洋史・西洋文化史コース

中期ビザンツにおける北方外交―『帝国統治論』を中心に―
アンティベラム期における合衆国南部の奴隷制擁護論―農業経済誌『デュボウズ・レヴュー』を中心に―
旅行者たちのペルシア体験―旅行記に見る一七世紀商人の異文化理解―
ナチス・ドイツにおける民衆の抵抗―「学校闘争」の実態と民衆の抵抗意志―
フス戦争期におけるボヘミアにおける共同体意識について―中世ボヘミア諸年代記およびラウレンティウス司教の年代記を中心に―
一九世紀ドイツロマン派における民族精神―ヤーコプ・グリムのポエジーを中心―
キリスト教徒統治下におけるムデハル―スペイン東部を中心に―
一民営企業の労働者扶助と公的福祉制度の歩み―ラウントリー家と自由党政府―

文化遺産学コース

円筒埴輪製作技術からみる工人の動向―巨椋池周辺地域を中心に―
近世後期の若狭における民俗記述と地域認識
近世山伏山町の権威利用と差別化―聖護院・七條左京―
日唐断交期における唐風文化の受容過程―波状重弧文軒平瓦の検討―
元禄社会における知の編纂―福岡藩儒・貝原益軒の家譜・地誌作成から―
古墳時代における厩舎の可能性がある掘立柱建物―北河内地域を中心に―
町イメージの形成とその展開―中崎町を例に―
近世後期伊丹酒の認識の変化と近衛家
尾道本通り商店街からみる商店街の歩み調査の有用性

2016(H28)年度

日本史・日本文化史コース

律令期の地方社会における銭貨の普及・流通実態について
奈良時代前期における地方支配の諸問題と巡察使制の変質
九世紀における良吏的政策の変化の過程について
軍団制における訓練の位置づけについて
院政期における今様文化の諸相-江口・神崎の遊女と青墓の傀儡女の比較を中心に-
一遍在世時における時衆の踊念仏についての一考察
戦国期東海・甲信方面における妙心寺派禅僧の役割-地域権力との関係を中心に-
小槻氏による左大史世襲化と官務家成立について
軍団制における訓練の位置づけについて
近世後期の流通構造の変容-株仲間解散令後の尾張藩を例に-
近世における瀬田川治水と近江国
近世における陰陽師支配について
近世中期駿河国における所領構造の転換-駿府城代と小島藩の関係性を中心に-
近世初期萩藩の藩政構造
近世大坂における青物流通-文化六年・難波村立売場設置許可の意義-
近世中期の郡上藩における石徹白騒動の展開と実態
近世期京都近郊農村における支配構造
雑誌『婦人公論』の戦時期の性格について-衣食住に関する記事を中心に-
予備校史からみた模擬試験の導入とその展開

東洋史・東洋文化史専攻

春秋時代の史官についての考察-『春秋左氏伝』と『国語』を中心に
孫呉奉邑制再攷
清末中国における郷土教育の背景
清代乾隆期巴県における郷保の職掌について-四川省の匪賊対策から

西洋史・西洋文化史専攻

中世後期ドイツ都市におけるツンフトと女性
南部ドイツにおける対抗宗教改革期の聖人崇敬について
ルネサンス期ヴェネツィア絵画様式形成の要因
近世オスマン帝国におけるグランド・ハレム-帝国統治とイスラーム理念の関係を中心に
建築家ミマル・シナンと一六世紀オスマン帝国の社会的成熟
フランス革命初期における革命表象-ロベスピエールの思想を踏まえて
近世初期の金羊毛騎士団が果たす役割
一六・一七世紀ドイツの魔女裁判

文化遺産コース

竪穴建物内床面中央施設からみる弥生時代中期後半の地域間交流-兵庫県南西部を中心に-
単龍単鳳環頭の大きさと意匠
集落遺跡からみた古代社会の変容-摂津嶋下郡を中心に-
登呂遺跡整備の過程からみた昭和20年代遺跡整備の実態
近世の佐賀藩における浮立と農耕祈願
近世後期「西国順礼略打道中記」の構成要素と背景
岩国城下町プランの構成要素-吉川広家の描いた城下町-
明治二五年下京高等小学校修学旅行記にみる初期修学旅行と現在の課題
京都ハリスト正教会の外国人信徒と日本人信徒の現状

2015(H27)年度

日本史専攻

近世中期長崎における都市構造の転換 浄瑠璃寺と本寺 計量分析からみた大和の中世土器 院政における院判官代の動向 近世中後期幕府上方支配機構と西国―『支配国』外地域との関係から― 内村鑑三の女性観 一九四〇年代京都陶磁器業界の変遷とその意義―戦時下において陶磁器業界は統制されたのか― 中世後期京都における祭礼の復興 集団的自衛権の歴史と変遷 近世中期京都・伏見と薩摩藩―近衛家・伏見用達商人との関係を中心に― 『大乗院寺社雑事記』における紙の利用と入手 王姓渡来系氏族に対する古代日本政府の扱いとその変遷 天明大火後における復興への動き 長岡宮の配置構造変化と八世紀における政務方式に関する一考察 彦根藩京都留守居の職務内容の変遷から考える近世京都と大名の関係 近世前中期における西洋知識の受容と変遷―医学を中心に― 戦前期から戦中期における芦田均の外交観―「国民外交」論と「極東ロカルノ」構想を中心に― 近世中期譜代藩の藩政改革―岡崎藩・刈谷藩・福島藩を中心に― ヴォーリズ建築について―商業施設・集合住宅を中心に―

東洋史専攻

清代雍正朝における地方官人事制度改革―外補制と題補制の成立― 清末における鉄道認識―光緒六年~七年における鉄道争議を中心に―

西洋史専攻

中期ビザンツ帝国の宗教観と異教の神々 独立賠償金とハイチ史 旅行文化から見る近世オスマン都市ブルサ―エヴリヤ・チェレビ『旅行記』を中心に― 日本文学における西洋古典の受容と背景 ヴェネツィア領キュプロスにおけるアイデンティティ―ギリシア正教・カトリック・オスマン帝国― ソールズベリー大聖堂建設の特徴について イギリス19世紀後半の出版物と読者―センセーション小説から推理小説への移行― チュード湖「氷上の戦い」の歴史的意義について―ノヴゴロド第一年代記(古輯)・リヴォニア韻文年代記を中心に―

文化遺産学専攻

近世後期京都における町人の成育儀礼について 近世前中期の農村における訴訟構造の変遷―丹波国桑田郡神吉上村を事例に― 近世後期尾張名古屋における祭礼記録の変遷-『猿猴庵日記』を事例に- 縄文時代におけるイモ類採集の生態考古学的研究 筒井順慶再考―堺との繋がりから― 関津遺跡と古代近江南部の官衙 中世後期における丹後国修験道当山派・真言宗への修験僧智海の影響 公領長崎の史的変遷と大村藩 長篠・設楽の戦い古戦場地域における場の役割 武野紹鴎と大徳寺 山名常熙と日明貿易―禅宗を中心に― 規格から考える煉瓦供給―明治初期の関西鉄道煉瓦を題材として― 形態からみる横穴墓の展開とその起源 古墳時代中・後期における関東地方の仿製鏡 近世後期長崎の諏訪祭礼における変遷について 『雪窓夜話』における理想の藩主像と武士像 直家期宇喜多氏の領主的発展について

2014(H26)年度

日本史・日本文化史コース

菅野八郎から考える幕末期民衆思想 如来教の女性観 天保の改革と近世大坂の芸能興行 皇子皇女と部民制――額田部皇女と額田部氏を中心に― 九世紀から一一世紀の日本における五台山信仰の受容と変遷 岡崎空襲の被害と復興 金比羅の遊女から見る近世門前町 『日本書記』神代巻の成立背景とその機能――天皇・伴造・国造による権威構造の再編成― 第三次東宝争議における東宝と組合 猶存社満川亀太郎のアジア主義 古代における地方交易圏――地方都市を中心に― 一九三〇年代の日本外務省の対中政策――広田三原則を中心に― 平安期貴族社会と近衛府楽人 子の叙位・任官への父親の関与――摂関期の公卿層を中心に― 郡司の持つ二面性 『寛政重修家譜』の編纂意義―岡山藩池田家を例を―

東洋史・東洋文化史専攻

天津条約改正交渉をめぐる総理衙門と地方大官―一八六〇年代における清朝の対外政策論議― 我を息わすに死を以ってす―荘子の死生観― 戦後台湾の歴史教育―『歴史』と『認識台湾』の比較を中心に― 荀子における「礼」と「法」

西洋史・西洋文化史専攻

Tacuinum Sanitatisの装飾写本と当時の健康観 芸術家、ミケランジェロから見るルネサンス期におけるパトロン関係とその特色 アタテュルクとトルコ共和国ナショナル・アイデンティティの創設 エラスムスの『モア伝』 ヴィクトリア朝期の衣服改良―合理化と美の探求― 中世西欧における騎馬試合について ヨハン・ゲオルグ2世の治世におけるザクセン選定侯国の教会音楽の意義 古典期アテナイの市民生活と農業サイクル 騎馬遊牧民スキタイの文化・生活と動物闘争文 古代ギリシア世界におけるメッセニア戦争とその意義―『スパルタ侵略戦争』論再考に向けて― ローマ共和政の崩壊と元首制の起源

文化遺産学コース

中世京五山における僧堂の形骸化について―東福寺を例に― 中世における西大寺流僧侶の活動と治病―宗教と医療― 近世・近代における天明伏見事件と義民物語の変遷 「隠れキリシタンの里」の創出 水尾の文化景観 戦国大名の主従観 絵はがきのなかの「つくられた」天橋立

2013(H25)年度

日本史・日本文化史コース

中央集権体制確立に伴う官位制と部民制 『日本書紀』からみるミヤケの地域性 古代の女帝と祭祀について 摂関・院政期の貴族らの過差行為に対する姿勢について 中世正月行事における弓射儀礼 中世の滅罪思想とその意義の変化 鳥羽宝蔵と政治権力との関係 叡尊の舎利信仰の特色についてー用途を中心にー 在地社会における落書起請の考察 近世における上賀茂神社「葵献上」について 幕末における大坂問屋仲間の動向ー靫三町塩魚問屋と新たな流通勢力との対立ー 近世京都における遊所とその特質 水戸弘道館教育ー御用留を中心にー 京都府の国防体制の形成(1934~1939) 日本教育音楽協会と大衆文化 連合国の戦後賠償政策と日本人の賠償観―『朝日新聞』と『読売新聞』の論調を中心に 学童集団疎開に見る戦争と子ども 関西研究用原子炉の設置過程と初期原子力開発利用体制の展開 満州映画―娯楽とプロバガンダ 政教社の対外認識の形成―雑誌『亜細亜』を中心に 朦朧体―横山大観・菱田春草を中心に

東洋史・東洋文化史

「儺の儀礼の変遷をめぐって 『孫子』の思想-その戦争観と戦略 アヘン戦争におけるイギリスの軍事と外交について 入関山東貴族考-?陽鄭氏を中心に 後漢関連史料の比較研究-范曄『後漢書』独行列伝の記事を中心に

西洋史・西洋文化史専攻

ビザンツ皇帝と競馬場に集う人々-娯楽・暴動・政治文化 19世紀プロイセンの軍制改革と参謀本部 第一波亡命ロシア人とその親ソ的思想潮流 ローマ都市ポンペイから見る女性の地位と日常生活 中近世における動物裁判について 17世紀後半から19世紀後半のフランス外食文化の発展 ギリシア人史家クリトブロスの見たメフメト2世-イスタンブル復興策を中心に アメリカ合衆国におけるファンダメンタリズム運動-スコープス裁判以後の反進化論運動を中心に ケルンの兄弟団-中世後期ロザリオ兄弟団の意義を通して

文化遺産学コース

中世後期における率分関 幕末期の奉先堂における儀礼の特色―今江登家文書を中心に 御用留からみた近世後期久美浜代官所領における地域構造 近世後期の京都における庶民の願望と商業活動―人形屋清水屋を事例に 弥生後期・原三国期における珠副葬の様相とその展開 古代寺院の立地と傾向―山背地域を中心として― 古墳時代後期における副葬鉄鏃~山陰地域を中心に~ 軍港開設と舞鶴の寺社の動向について 広見川流域の文化的景観 江戸後期の板元竹原好兵衛の販売戦略

2012(H24)年度

日本史・日本文化史コース

大化前代の集住・編戸について 古代の女帝と祭祀について 平安時代の仏教面における女性蔑視観の再検討―性・穢れ・母性の各視点から― 平安時代の服喪儀礼―「服」と「諒闇」について― 中世寺領荘園の経営と請負―東大寺領荘園を中心に― 近世中後期の朝鮮・朝鮮人観 江戸―明治期における京都のコレラ対策の変遷 江戸町奉行へ移管された町の支配の形式と一元化 如来教と尾張藩国学 浅川伯教と朝鮮陶磁 水野広徳の「国民国家」論―一九二〇年代を中心に― 戦後日本における「日米同盟」定着の過程 傷痍軍人を取り巻く環境について―1930年代を中心に―

東洋史・東洋文化史

金・元代を中心とした華北の農業形態についての考察―犁先出土地域の解析を中心に― 隋文帝による仏教政策―誕生説話と舎利塔建立― 「劉邦集団」に関する考察

西洋史・西洋文化史専攻

20世紀イギリスの近代邸宅保存運動―ナショナル・トラストにおけるJ・リーズ=ミルンの活動― 戦後のニューサウスウェールズ州におけるレバノン系移民―生活水準低下とクロヌラ暴動の関連性を追って― アブデュルハミト2世の治世―ミドハト憲法制定の過程を中心に― 古典期アテナイにおける陶片追放の機能とその変遷 英国議会史料からのユダヤ人移民規制への考察 中世中期フランスにおけるレプラの社会的問題 欧州統合と仏独関係1958-63―エリゼ条約をめぐる考察― 12世紀ドイツの平和と王権―フリードリヒ1世バルバロッサのラントフリーデに関する一考察― ナチスによる保守派の分断と利用―アウグスト・フォン・マッケンゼンを中心に― ローマ帝政前期におけるドナウ中流域の経済

文化遺産学コース

小銅鐸の地域性と年代―銅鐸分布圏の小銅鐸と天竜川以東の小銅鐸との比較を通して― 中世出土漆器の漆絵意匠―京都八条院町出土漆器椀・皿を中心に― 縄文時代の石錘の性格―丹後地域を中心として― 中世城館の機能と空間構造に関する研究―丹波・丹後の中小規模城館を中心として― 縄文時代耳飾り・輪状土製品の様相と展開―近畿地方を中心として― 古墳時代前期丹後地域の土器様相―朝後谷南遺跡を中心として― 近世墓における階層性―八幡番賀墓地の調査から― 北近畿における弥生時代後期の社会変化の一要素―丹後のガラス勾玉出土遺跡を中心に考察― 戦国大名における国衆領の支城化について―北条氏領国を中心に― 大友宗麟の対幕府交渉―義輝期の事例から― 中世大徳寺の寺格変遷 近世における小型大坂図の出版 雲ケ畑の景観史 一九世紀初頭の長崎紀行に見る異国観 近世中後期における砂糖の認識と変化 近世中期の京都における菓子需要の変化―『妙法院日次記』を中心に― 天保期の山城国における神職の情報活動―中島家日記を事例に― 人吉藩相良家における文書管理と系図・家譜類の編纂

2011(H23)年度

日本史・日本文化史専攻

「在地刀禰の成立と展開」 「安政―慶応期の大坂警衛における諸藩の動向」 「穢観念の変遷―摂関期から院政期を中心とした検討―」 「傷痍軍人の戦後史―一九六〇年代半ばまでを中心に―」 「中世大和浄土寺を中心にみる大乗院の本末関係」 「近世貴布祢村における身分秩序の成立と展開」 「明治時代の滋賀県下の学校行事にみる国民意識と県民意識」 「律令制下の改賜姓―その背景と意義―」 「ミヤケの展開と史的意義―実態と認識の観点から―」 「近世初期細川藩における家臣団編成の展開過程」 「大平正芳と総合安全保障」

東洋史・東洋文化史

「唐・懿宗朝以前の臨戦監軍職について―統属関係と配置の様態を中心に―」 「近世琉球の渡唐使節からみた漂流・漂着問題―『呈稟文集』を手掛かりに―」 「郭店楚簡『老子』における反儒家的思想傾向の有無」 「古代中国における玄武の姿とその意味について―文献・画像石を中心に―」

西洋史・西洋文化専攻

「国際ロマ運動の展開―第二次世界大戦後から冷戦終結まで―」 「フランス第二共和制期における女性解放運動―ウージェニー・ニボワイエと『女性の声』紙を中心に―」 「一九世紀後半における英国ロイヤル・アカデミーの考察―フレデリック・レイトンを中心に―」 「魔女裁判と領邦国家化」 「サン・ドニ修道院教会堂修道院長シュジェール―ベルナールとの関係について―」 「ニュルンベルグ市の宗教改革と民衆の文化 「一九世紀イギリスにおける印紙税廃止運動」

文化遺産学専攻

「古代中国における儀礼の変遷と画期―二里頭文化・二里岡文化を中心として―」 「御代参街道・八風街道の変遷と八日市―江戸期・明治期近江国絵図分析を中心に―」 「旧石器時代における石器石材の移動方法の検討―兵庫県七日市遺跡を題材にして―」 「足利義澄政権考」 「室町期における岩清水放生会―義満・義持の上卿参向を中心に―」 「越前国河口・坪江荘における請負代官制の意義」 「近世京都三条大橋界隈の諸相―中島町を一例に―」 「近世以降山城国における大絵馬奉納―水度神社を事例に―」 「近現代における京都静原地域の文化景観」 「戦国期官銭と蔭凉軒御倉―『蔭凉軒日録』を中心として―」

2010(H22)年度

日本史専攻

「八世紀の賑給使―賑給の実態と使者の役割―」 「初期中世社会における祇園社と御霊会」 「古代の貨幣使用における「最適」性について」 「近世甲斐における川除郡中割金制度―「村明細帳」を主に取り上げて―」 「両丹地域における地域色の時間的・編年的推移」 「伊勢神宮に関わる官司の変革期について」 「西日本後晩期の省略形土偶の系譜」 「賀茂・石清水臨時祭再興への展望―桜町天皇時代を中心に―」 「戦国期の権力構造―戦国期守護論を中心に―」 「御霊会の実態と御霊信仰の展開について」 「戦場心理について―戦争は兵士たちの精神にどのような影響を与えたか―」 「京都近郊村落における文化活動と地縁的・宗教的集団との関係性」 「院政期の熊野詣における儀式」 「日本中世の王家の死と葬送―「王」の死と貴族・僧侶の葬送関与を中心に―」 「八世紀造営体制論」 「天明三年浅間山噴火から考える十八世紀の災害観」 「近江神宮造営運動と地域社会」 「『たまきはる』から探る院政期の女房形態と女院像」 「戦後障碍児教育・福祉の展開―糸賀一雄の実践・思想を中心に―」 「近世後期畿内幕領における支配構造の矛盾―文化十四年摂河播州幕領贈収賄事件を考える―」

東洋史専攻

「唐代後半の賑救の時期区分―常平義倉を中心に―」 「楽懸制度と古代中国の社会変化について―西周から春秋戦国時代における鐘・〓(ハク)の地域分布と編成、器主身分を中心に―」 「北魏における兵戸の来歴と六鎮の乱」 「戦国時代諸子百家相互批判形態論―墨家を中心に―」 「清代における督撫制度について―清朝前期、とくに雍正期における考察を中心に―」

 

西洋史専攻

「ブランデンブルグ-アンスバハ-クルムバハの宗教改革―教会制度・政策面を中心に―」 「ミュンスター再洗礼派における女性の役割」 「南アフリカにおけるガンディーの活動について」 「第一次世界大戦下におけるフランス産業総動員とアルベール・トマ」 「元首政期 リュキアのオプラモアスと東部属州に関する考察」 「ジェイムズ一世治世の再評価―パトロネジ運営からの再考察―」

2009(H21)年度

日本史専攻

「手猿楽の枠組みと京の手猿楽」 「元禄期の天皇陵認識――『山州名跡志』を中心に」 「天文法華の乱和議成立時における山門の動向――六角氏・本願寺との関係において」 「院政期の女院について」 「近代日本絵画と権力」 「中世京都における北野天満宮門前茶屋」 「海獣葡萄鏡の伏獣鈕に着目した定型式鏡の分類」 「戦争と精神障害者――戦時神経症を患った兵士たち」 「徴兵援護と戦争支援における尚武組織」 「一身田専修寺の門跡号勅許について」 「国府系石器群の編年とその出現期の剥片剥離技術――岐阜県内の遺跡を中心に」 「漂流記からみる近世の異国認識・日本認識」 「古代律令期における政治的関係の特質――タマフの歴史的意義」 「近世石燈籠の集中と拡散――17世紀山城地方の様相」 「19世紀山城地域の食文化――東塩小路村と八幡から」 「古墳時代前期における石製品の生産と流通――北陸の生産遺跡出土資料を中心に」 「伝馬制と戦国大名――駿河・甲斐を中心に」 「近世大和国吉野郡における林業交易と村落維持」 「海外興行株式会社による戦前ブラジル移民送出活動」 「衣服流行からよむ明治・大正期の社会像」 「長岡宮式軒瓦の系譜」

東洋史専攻

「五代十国時代における天下秩序の性格」 「漢末三國初の名士――貴族制形成期について」 「清末江南地方の善挙と地方善士余治」 「前漢期における太后のあり方――権威と権力をめぐって」 「唐代徳宗期における南詔国楽の献上とその歴史的意義」

西洋史専攻

「イタリア都市国家における軍制の変容の実態」 「アメリカ社会における黒人プロ野球(ニグロ・リーグ)の存在について」 「シベリウスとフィンランド・ナショナリズムの関係について」 「中世チェコにおける民族意識と言語」 「ホロコーストと同時期に起こったポグロム――1941年リヴィウのポグロムから」 「北アイルランド紛争におけるカトリック教会の役割」 「ヤアクーブ・サンヌーウの歴史的評価」 「メッテルニヒ政策の特色についての一考察」

2008(H20)年度

日本史専攻

「中世後期東寺散所の研究」 「山城国村触の研究――郡村・灰方村の事例」 「中世の法華寺と尼衆の活動について」 「中世の石清水八幡宮における祠官系譜の変遷――石清水の祠官と「家」の成立」 「昭和初期における変態の流行とその背景について」 「「名所図会」にみる金毘羅参詣」 「田中耕太郎の普遍主義とその実践」 「近江と畿内の滑石製臼玉生産について」 「京都の自衛行動の歴史的経過と天文法華の乱について」 「触からみる江戸と京都――『江戸町触集成』と『京都町触集成』を用いて」 「中世京都における茶屋の変遷――祇園社領を中心に」 「日中共同声明に関する議論とそれが示す意義」 「明治期における由良川水害の実態と社会反響――明治四〇年水害の歴史的意義」 「縄文時代晩期における石器石材流通――二上山東方地域のサヌカイト流通を中心に」 「手猿楽の枠組みと京の手猿楽」 「横穴式石室における葬送施朱の展開」 「単龍鳳環頭太刀における意匠系列の再設定」 「近世中期の楽人社会とその変化――天王寺楽所宝暦争論及び南都楽所の諸活動を中心として」 「大和の雨乞い」 「和歌山城下町のかわた、非人の構造・「役」」

東洋史専攻

「モンゴル帝国~大元ウルスにおける怯薛の変容――世祖期を中心に」 「唐代前期の中央医療体制と薬材の供給及び消費について――天聖令の新知見を踏まえて」

西洋史専攻

「第二次世界大戦下に於けるドイツの戦時経済について」 「貿易監督官――アヘン戦争前英清交渉における英国外交官」 「15世紀メディチ家支配についての考察」 「17世紀末から18世紀初頭における王立絵画彫刻アカデミーについて」

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