文学部歴史学科・史学専攻

2017(H29)年度

日本史・日本文化史コース

南北朝時代の軍勢の長距離移動―建武三年の足利尊氏の九州落ちを例に―
近世都市社会構造の変容と京都島原
平安時代における家父長制的皇統意識の成立と展開
王家・摂関家から見る園城寺僧覚忠
修学旅行記から見る一九三〇年代日本人の朝鮮観について
近世京都の町人身分と駕輿丁
九世紀初頭における皇子女の命名法の変化
予備校史からみた模擬試験の導入とその展開
飛鳥田一雄横浜市政と市民運動
奥州藤原氏の権力基盤について
古代における大宰府と筑前国の関係―八~九世紀筑前国司の変容を中心として―
戦国大名北条氏の上野進出―地域領主と古河公方の関係に注目して―
戦時期の文化映画について
身分的周縁論からみる文人―蒹葭堂会・混沌詩社を中心に―
過渡期としての「元」から見る「円」由来の新しい考察―加賀権作意見書を中心に―
中世後期における土倉経営の変化
室町時代における七夕花合の展開―「たて花」様式の成立―
戦国期京都における「構」と「堀」―応仁・文明の乱と洛中意識に関して―
大正~昭和初期における地域メディアの役割とその変化―南山城地域の『山城』を題材に―
対外観からみる「国民」意識の形成
文化勲章制度から見る戦時期の文化観について
近世長崎における唐通事の成立と展開
足利義教の「出行」による規則性と目的について
松下芳男の戦争観・軍縮論
ユーミンと社会文化

東洋史・東洋文化史専攻

新羅下代真聖女王の王位継承とその意義
近代中国における教育改革―壬戌学制の成立と職業教育を通して―
清代における辦銅制度の変遷―康煕・雍正年間を中心に―

西洋史・西洋文化史コース

中期ビザンツにおける北方外交―『帝国統治論』を中心に―
アンティベラム期における合衆国南部の奴隷制擁護論―農業経済誌『デュボウズ・レヴュー』を中心に―
旅行者たちのペルシア体験―旅行記に見る一七世紀商人の異文化理解―
ナチス・ドイツにおける民衆の抵抗―「学校闘争」の実態と民衆の抵抗意志―
フス戦争期におけるボヘミアにおける共同体意識について―中世ボヘミア諸年代記およびラウレンティウス司教の年代記を中心に―
一九世紀ドイツロマン派における民族精神―ヤーコプ・グリムのポエジーを中心―
キリスト教徒統治下におけるムデハル―スペイン東部を中心に―
一民営企業の労働者扶助と公的福祉制度の歩み―ラウントリー家と自由党政府―

文化遺産学コース

円筒埴輪製作技術からみる工人の動向―巨椋池周辺地域を中心に―
近世後期の若狭における民俗記述と地域認識
近世山伏山町の権威利用と差別化―聖護院・七條左京―
日唐断交期における唐風文化の受容過程―波状重弧文軒平瓦の検討―
元禄社会における知の編纂―福岡藩儒・貝原益軒の家譜・地誌作成から―
古墳時代における厩舎の可能性がある掘立柱建物―北河内地域を中心に―
町イメージの形成とその展開―中崎町を例に―
近世後期伊丹酒の認識の変化と近衛家
尾道本通り商店街からみる商店街の歩み調査の有用性

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