2018(H30)年度以降
2023(R5)年度
日本史・日本文化史コース
明治時代における堕胎・間引きからみた性別選好について
「一宮」化後の薩摩国新田神社ー鎌倉後~南北朝期を対象にー
「知家事」および「別当」にみる家司制度
戦中派・安田武による戦争体験論の主題と意義について
バブル期の景気名称の変遷について
社会党京都府連の離合集散の様相―一九五〇~六〇年を中心に―
建春門院滋子の政治的位置ー高倉王権における国母の役割ー
中世後期の葬送儀礼における遺体移送ー「盗出」と「平生之儀」を中心にー
戦前期におけるラジオ放送への投書とその利用について―日本放送協会の投書施策から―
九世紀の天皇遊猟と養鷹禁令
近代沖縄教育と旧慣温存政策の距離―教育は旧慣温存の対象であったか―
天文日記に見る木沢長政と本願寺の交渉
法然の臨終行儀観とその門下における臨終行儀観の多様化
中近世における女性職人の実態と社会認識
中世における荘園年貢の運上と瀬戸内海海運ー東寺領伊予国弓削島荘の塩業を例にー
東洋史・東洋文化史コース
現代台湾の教育制度から見る台湾原住民―「中華民國原住民族教育年鑑一九四五―二〇一八」を中心に―
西洋史・西洋文化史コース
18世紀後半の英米の人的紐帯とアメリカ独立和平交渉
フランス革命下の芸術家とその活動
中世ヴァイキング社会における動物の利用と、キリスト教化後の利用の変化について
ガリアにおける古代ケルトの宗教観と人身供犠牲
アパルトヘイトに対する教会の態度の変化
中世ウィーンの郊外における集落の形成とその要因に関する考察
アリエノール・デキテーヌの活動と中世文芸の関わりについて
中近世ヴェネツィアにおける建設活動
文化遺産学コース
畿内の古墳から出土した形象埴輪の器種変遷と墳丘規模
近世後期成生村の生業と村内秩序
革嶋家における士族編入運動と由緒利用
瀬戸内の海上交通と港町の近代化
近世米原湊の立地と景観に関する研究
中河内地域における円筒埴輪生産と王権との関係
蚕書からみた養父市の三階建て養蚕農家の特性
戦後期時代南近江における石垣矢穴の展開―三次元計測技術を用いた検討―
平城京内出土斎串の分類と用途
将軍姫君御住居の空間構造―家斉姫君和姫・溶姫・末姫を事例に―
近世十津川郷湯泉地温泉の運営と共同利用
近世後期京都の浚えと水環境
寛文―享保期京都鴨川における治水体制の確立―『町触』に見える治水事業の検討から―
近代における有馬温泉の展開
文政度・安政度の東本願寺再建と教化活動
旧陸軍第十六師団設置に伴う地域変容
軒瓦からみた奈良時代における寺院間の関係性―丹波国を中心に―
古墳時代後期~奈良時代における水晶製玉類生産・流通の変遷と画期
近世中後期における修験道と行所・在地社会―大和国十津川郷玉置山を事例に―
2022(R4)年度
日本史・日本文化史コース
「教育的方策」をめぐる京都府下の戦後初期同和教育の構想と実践
近代日本における女性解放と家父長制「国家」―津田梅子の検討を通じて―
院政期貴族の家族祭祀ー中御門宗忠一門を事例としてー
九世紀から十二世紀における采女と諸国―国単位の貢進・出身地による資養を通じて―
近世山城国における諸身分の帯刀事情
帝国議会貴族院の理念と機能の考察―第二次護憲運動期の貴族院改革を中心に―
一九二〇年代から一九三〇年代のジャズの歴史的意義について
室町時代における興福寺薪猿楽
日本古代における恩赦と労役刑について
幕末維新期における陰陽師集団の変遷
摂津国島下郡水尾村の在方小頭―近世在方非人番の支配をめぐる動向―
幕末維新期における松尾祭
加賀一向一揆と周辺勢力の関係ー越前朝倉氏を中心に-
古市郷における淋汗とその意義ー文明元年の事例を中心にー
鎌倉期の寄進状から見る女性の往生観
近世村落内の小集落―丹波国天田郡細見村を対象に―
中世三河における寺院と地域ー『滝山寺縁起』に見る衆徒の成長-
吉野作造の無産政党論
宣命から読み解く宇佐八幡神託事件
東洋史・東洋文化史コース
朝鮮知識人の清朝観について―朴趾源『熱河日記』「黄教問答」を中心に―
揚雄の思想と『太玄』の「仁義」―卦気説との比較を中心に―
中国共産党の民族政策について―1970年代の内モンゴル自治区を中心に―
五代の枢密使をめぐって―その権限に注目して―
西洋史・西洋文化史コース
20世紀アメリカにおける先住民研究―人類学の学究的アプローチとネイティブ・アメリカン・スタディーズからの批判―
19世紀中葉のロンドンと都市公共交通機関の発達
世紀転換期におけるミュシャ作品の意義について
キュプリアヌスの疫病流行時における恐怖の感情と信仰心
旧・東ドイツにおける社会主義教育
近世ヨ―ロッパにおける人文主義継承の一側面
文化遺産学コース
西光寺六斎念仏と地域
近世の大名間調停―九州を事例に―
稜碗からみた夜久野末窯跡群の工人について
『質物台帳』からみる軍港都市舞鶴の様相
中近世移行期の長命寺の造営に関する研究
近代の長野県飯田下伊那地域における農村社会ー北原家文書と『胡桃澤盛日記』を中心に
交通事故現場の記念と地域―兵庫県阪神地区を事例として―
近世仙台藩における孝子伝編纂・孝子褒賞の意義
近現代京都府北部における梨栽培の展開
古墳時代における竜山石製石棺の生産体制
近世中期京都における信仰と町財政
紀州藩田辺領における梅の位置づけ
レプリカ資料の分類とその意義
民家主屋の配置とその平面形式―滋賀県高島市朽木下針畑地区を事例として―
近世後期地方町人の情報意識ー桑名藩城下町『豊秋雑筆』を中心に―
2021(R3)年度
日本史・日本文化史コース
日本古代における御体御卜と山陵の祟り
一九八〇年代後半から一九九〇年代前半の女子高等教育に対する言説について
植民地朝鮮における内地視察
古代日本における対渤海交渉の経済的負担―「一紀一貢」制定前後の比較から―
室町幕府の使役による河原者の編成と階層分化
大宝律令養老律令編纂事業の性格の違いをめぐって
中世後期寺院社会の検断における落書起請の位置づけ―『大乗院寺社雑事記』を中心に―
内田良平とファシズム
土佐藩における安政南海地震からの復興過程
織田政権の公家・寺社領政策
近世天皇葬送における雑色の職務
植民地朝鮮における国語普及政策―咸鏡北道にみる朝鮮人への日本語普及の実態―
日米開戦に際しての永野修身海軍軍令部総長の役割
百姓一揆における集団の形成と本質―明和五年越前大一揆の再検討を通じて―
昭和大礼における抑圧と大衆の統合
地方教育雑誌にみる一九二〇年代の新思潮と教育構想―雑誌『京都教育』掲載記事の分析から―
京都電気鉄道株式会社の創設・消滅の過程とその背景
東洋史・東洋文化史コース
戦後台湾における国民党による文化政策と茶藝文化の関係について
日清共同防疫会議―一九一〇年~一九一一年満洲におけるペスト流行―
西晋における荊蛮とその対策
西洋史・西洋文化史コース
一九世紀のイギリスにおけるアルプス訪問の普及と発展
民衆からみたナチスの影響―宣伝手段と内容の効果に対する考察―
一九世紀後半から二〇世紀初頭における在米チェコ移民の民族意識の変化
一九世紀末ウィーン文化を形成した要因
フリードリヒ=ヴィルヘルム一世の内政改革の意義について
フリードリヒ伝説の変化とその歴史的要因
中世ドイツの魔女裁判―バイエルンを例として―
フランスにおけるファシズム運動―人民戦線内閣から敗戦前夜を中心に―
二〇世紀前半におけるイギリス国王の政治的影響力について
近現代ギリシアにおける文化ナショナリズム―パルテノンとバッサイ・アポロン神殿の比較より―
一九世紀前半フランスの旧体制的貴族の「近代化」
海外進出期からインド支配確立期のイギリスにおけるインド情報
二〇世紀前半のアメリカにおける原生自然保護意識の高まり―ヘッチヘッチ論争とエコーパークダム論争を比較して―
文化遺産学コース
元禄期における桂昌院の寺社再興―善峯寺・金蔵寺を中心に―
大阪泉南地域のやぐらと祭礼組織の変化
近代の由良神社の造営とその背景
古墳時代中後期の埴輪配置と須恵器供献からみる「儀礼」空間
京都における洋風の建物の出現とその背景―大正期の河原町通の道路拡築事業に着目して―
近代京都市西部の都市形成―西高瀬川沿岸を事例として―
大学が関わる遺跡の活用―和束町と京丹後市での実践―
近世後期丹後田辺藩における大庄屋の社会的機能
木製品加工痕から見た弥生時代木工具の鉄器化―野洲川流域を中心に―
近世中期における勅使参向と賀茂御祖社
大和盆地における釘付式木棺の展開
南山城地域における瓦器椀の流通
古墳時代前期における円筒埴輪生産の再検討―南山城地域を中心に―
2020(R2)年度
日本史・日本文化史コース
古代日本における蝦夷の上京朝貢とその特質
賑給制度の運用実態について―地方財政運営との関連を中心に―
「畿内」と宝亀年間の疫神祭
古代・中世における陰陽師法師の活動―説話集を中心に―
王位継承問題における崇徳院?周辺人物との関係をもとに?
俗人仏師から僧名仏師への移行
安政期における朝幕間秩序の瓦解―矛盾がもたらした老中の機能低下と朝廷の権威浮上―
萩藩毛利家における縁組成立過程の推移
宝暦事件前の朝廷・公家社会―秩序の乱れと朝幕間の交渉・伝達ルートの逸脱―
三昧聖と村
近世京都屎尿流通構造の展開
明治・大正期における伏見酒造業の発展要因と大倉恒吉の企業家精神についての考察
戦時体制下の化粧品工業の展開
戦前文部省による映画製作事業の展開
女性・女系天皇論の構造と展開―皇室典範に関する有識者会議を中心に―
植民地台湾の公娼制度と廃娼運動
記憶から記録の時代へ -大阪大空襲を事例として-
東洋史・東洋文化史コース
范祥の塩政改革の再検討―陝西の入中制度との関連を中心に
橘樸と于冲漢―満洲国をめぐって
西洋史・西洋文化史コース
古代ギリシアにおける球を用いた身体運動―アゴン(闘争)と遊戯の間で
ヘッセン方伯フィリップ1世の重婚問題について」
外交の転機としての英仏協商―ニューファンドランド漁業権問題に着目して
1370-1470年 ハンザの一体化と限界――軍事同盟トホペザーテ
Hugh Lennox Bond―南北戦争後の共和党急進派判事の生涯と思想
イギリスのフットボールにおけるフーリガニズムの拡大と収束
ロシア正教会・古儀式派とロシア近代―政府・教会の施策の観点から
ハワイ併合期におけるアメリカとハワイ文化―フラのエンターテイメント化と学術研究17世紀フランスの王権と王立絵画彫刻アカデミー
ドイツ第二帝国における「艦隊」―「陸軍国」の「世界第二位の大艦隊」は何のために、いかにして生まれたのか
文化遺産学コース
近世長良川鵜飼の特質
近世淀川水運における淀二十石船の由緒と独自性
近世島原遊郭における『一目千軒』の意義―三都遊郭の出版物の比較を通して―
近世稲荷社財政と稲荷山管理
弥生時代における樹種選択・花粉分析からみる明石川流域の周辺植生
古代畿内における重弁蓮華文軒丸瓦の創出と展開ー淀川流域を中心に―
内陸出土の古代製塩土器の変遷―亀岡盆地の事例を中心に―
2019(R1)年度
日本史・日本文化史コース
清凉寺阿闍梨の「成立」-奝然構想の展開として-
太平洋戦争下における銃後の民心動向-治安当局の世論対策を中心に-
「逓奏」にみる雅楽における仁明朝の画期-近衛府の性格の変化と相撲節・旬宴を中心に-
沖縄宗教の変容-斎場御嶽を例に-
中世における天下触穢の展開
九世紀移配蝦夷政策の推移-蝦夷の「野心」を中心に-
保科家における藩政機構の確立
昭和戦時下の「平和産業」-京都市における染織業・観光業を中心に-
黒田革新府政期前後の保育運動-大阪保育運動連絡会の機関紙分析を中心に-
『日本霊異記』にみる布教者の意図
中世前期における天神信仰の性格変化-「雪冤の神」と起請文に注目して-
日本中世貴族社会における夢信仰-公家日記からみた夢の社会的機能-
蜷川虎三の政治的業績およびその政治観
日本古代中世における僧侶の「裹頭」-時代的変遷に注目して-
田子一民の『デモクラシー』論-『社会事業』を基礎づける思考-
中世寺社知行国の特質と変遷-東大寺と東寺を中心に検討-
場所請負制度廃止の歴史的意義
チェルノブイリ原発事故後の原発推進PR活動の様相
幕末期将軍京都滞在と町・町組
バックラッシュの背景とその実像-大阪府吹田市の事例を中心に-
中世後期における東大寺堂衆による当行・入峰について
戦後労働法制転換の背景と意義-労働者派遣法制定をめぐる議論から-
開港場神戸における雑居地の発展について
近世における大嘗会の再興
東洋史・東洋文化史コース
唐末・後唐における沙陀の特質-李克用から明宗までを中心に
十五世紀世祖代の圜丘壇祭祀について-復活と廃止の背景
中国史における蝗害対策-清代を中心に
西洋史・西洋文化史コース
一九世紀後半から二〇世紀初頭のイタリアにおけるマンドリン音楽の市民化
一七世紀~一八世紀ヨーロッパにおける東洋陶磁の受容について
中世後期・近世ドイツの手工業職人の共同飲食慣行-「シェンク手工業」をめぐって
帝国から共和国移行期のトルコ外交と国際条約
戦争・公共事業・民間産業と一八世紀イギリスの投資社会
神聖ローマ帝国末期における帝国・皇帝の意義-聖俗諸侯の動向を中心に
文化遺産学コース
京都府宮津市府中地区における祭りを用いたまちづくり
桓武朝における空間の認識と利用-長岡京と平安京の都城郊外を中心に-
『菅原伝授手習鑑』と天神信仰-近世大阪・京都を中心に-
映画のなかに描かれる場所-映画『男はつらいよ』にみる葛飾柴又の表象-
近世における割拝殿の空間利用に関する考察-誉田八幡宮の事例を中心に-
近世後期の山城地域における洪水と災害認識
古墳時代における滑石製勾玉の出現とその背景-南近江地域を対象とした事例検討から-
第二次世界大戦以前の都市計画中の京都府庁周辺と主要街路の特性
天然紀念物の確立と変遷
山寺の変遷について-集積遺構を中心に考える-
近世後期における祇園祭の懸装品意匠の認識
大正期における家庭と女中
近世の佐賀藩における浮立と農耕祈願
十九世紀前期の草津宿における災害と復興
明治中後期大阪府の寒天製造と内国勧業博覧会
近世後期の田辺藩における山論の実態-丹後国加佐郡余部上村を中心に-
2018(H30)年度
日本史・日本文化史コース
日本社会と傷痍軍人 ―彼らの戦争観分析を通じて―
近世京都の雑色組織と職務 ―鉄棒引きを中心に―
一九三四年の東郷平八郎国葬とその前後における諸勢力の動向について
院政期貴族の仏教観
皇室と日本国民 ―「建国記念の日」制定過程を通じて―
東山大仏千僧会にみる諸宗編成
一九八〇年代の愛国教育の進行過程 ―対抗勢力としての教職員組合の分析から―
昭和天皇の「戦争責任」を巡る言説 ―一九八九年一月前後を中心に―
近世越前村落共同体における土地所持 ―割地慣行を中心に―
中世博多における禅宗の流入と対外関係
萩藩における本・支藩関係の形成過程
近世京都における災害時の救済活動
東洋史・東洋文化史コース
中華民国にとっての「琉球帰属問題」 ―一九四七年の議論を中心に―
西周冊命金文に見る諸侯の祖先崇拝 ―冊命儀礼との関わりを中心に―
高麗前期対契丹関係と起復儀礼
西洋史・西洋文化史コース
近世フランスにおける国王の権力と国王顧問会議の権能について
一二・一三世紀ブルターニュ貴族層における女子単独相続の慣習について
一四~一六世紀頃のドイツ語圏地域における血讐・フェーデ・アジール
古代アテナイの市民と遊女
一二世紀から一四世紀における中世ヨーロッパでの知識のとらえ方 ―女性への見方とその活動を踏まえて―
アケメネス朝ペルシア帝国における王権イメージと有翼円盤
三世紀ローマ帝国におけるキリスト教徒殉教と迫害
第一次世界大戦後から第二次世界大戦後におけるイギリスの植民地概念とその変化
中世ドイツにおけるゴシックの形成について ―シュトラスブルグを中心に―
ジプシー愛好と研究 ―一九世紀末から二〇世紀初頭にかけてのジプシー民俗協会の活動―
一九世紀後半期アメリカニューベッドフォード『ホエールメンズシッピングリスト』から見る北米捕鯨産業の衰退原因と捕鯨者たち
戦後から現在に至るまでのプロイセン観 ―プロイセンにゆかりある地、東ドイツを中心に―
一九三〇年代イギリスにおけるモダニズム建築と支持者たち
イギリス労働党が見たソ連 ―一九二〇年五‐六月―
文化遺産コース
朝廷への勤仕行為と京郊村落における意義 ―近世山城国小野郷における菖蒲役を中心に―
明治前期の政府の貨幣鋳造と鉱山政策の評価についての考察
近代における京都近郊農村の変容 ―京都市南区東九条地域を事例として―
古墳時代中期における葺石構築方法の地域性 ―百舌鳥・古市古墳群と加古川流域の比較から―
ナスビ形曲柄鍬の変遷と画期 ―東海地域における出現から消滅まで―
豊国神社の造営と近代の秀吉顕彰
国際文化観光都市・京都の誕生とその理念
沖縄の伝統工芸を用いた産業振興の現状と可能性 ―南風原町の琉球絣を事例にして―
中近世の礫石経への書写と石材について ―近畿地方を中心に―
幕臣・文人鈴木桃野の怪異観 ―「反古のうらがき」を中心に―
近世京都商人の家業継承と家訓への影響
大正・昭和大礼建造物の移築と転用